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2016年4月号

 

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事務所通信

 

かけはし 2016年4月号

失敗したっていいじゃない

 

私はプロ野球のヤクルトのファンです。

昨年はリーグ優勝しましたし、山田選手は3割、30本、30盗塁という大偉業を成し遂げました。打率で3割を超えることは一流打者の証ともいえます。しかし、逆に言うと7割は凡打に終わっているということです。失敗しているほうがはるかに確率は高いことが分かります。

成功する確率は意外と低い

 

 私たちはビジネスをする中で、いろいろな手を打ちますが、聞いてみると「うまくいった確率」というのは意外と低いものです。

 たとえば、ホームページを立ち上げた場合、来訪者のうち問い合わせ等による反応率は、平均するとわずか1%程度です。1,000人が見たとしても、わずか10人です。住宅展示会のチラシにおいては、1万枚のチラシを打っても来客する人数は2人程度、わずか 0.02% しかありません。

 私たちは、一生懸命工夫してホームページやチラシを作ります。さぞかしワンサカお客様が押し寄せると期待するものですが、このように反応率は恐ろしく低いものです。そして、落胆し、次のチャレンジすることが怖くなり、チャレンジしないほうが平穏な気持ちでいられるとして、新しい試みをしなくなります。

失敗は成功の基

 

 チャレンジしなければ、会社の成長などあり得ません。あたりまえのことです。「失敗は成功の基」といいますが、失敗があるから、成功があるのです。よくよく考えてみれば、打った手がすべて成功などあり得ないのです。3割バッターだって「成功率30%なのです。」こう考えてみると安心できます。3割当たれば上出来なのです。

チャレンジし続けることが成功につながる

 

 

一回のチャレンジがうまくいかないとして、あきらめてしまうことは、元に戻ってしまうことを意味します。会社を発展させるためには、一歩ずつでも前進しなければなりません。チラシをうって10人しか来なくても、10回実行すれば100人になります。10人しか来なければ「なぜ、来客者が少ないのか?」を考え、より多くの来客が来るように工夫することが、会社の成長につながっていくのです。

一回のチャレンジであきらめてしまう企業と、亀のように遅くてもチャレンジし続ける企業の成功の確率はいずれが高いかは言うまでもありません。

当会計事務所の基本方針の中に「失敗は成功の素、行動で結果を生み出そう。」 という一文があります。
失敗を恐れることなく、チャレンジし続けていきたいものです。

 

 

建物附属設備

 

建物附属設備に関して相互に全く関係のない話題を2つ取り上げさせていただきました。

 

@建物附属設備の減価償却方法の見直し(大事な内容)
建物附属設備及び構築物の減価償却方法について定率法が廃止されます。これにより、これらの資産について、取得後、早期に償却額が多くなる定率法のメリットが受けられなくなります。
(平成28年4月1日以後に取得するものから適用されます。)
すでに「建物」本体については、定額法しか選べません(平成10年3月31までに取得した建物には定率法が適用されていましたが)。今回、建物附属設備と構築物についても建物同様、定額法のみの適用になりました。

 

A貸借対照表上の表示
もし、株式の取引などをしており、他社の株主総会の招集通知がお手元にある方は、招集通知に記載されている貸借対照表の有形固定資産の部を見てください。100%、建物附属設備という科目は出ていないと思います。
一方で、自分自身の会社の貸借対照表の有形固定資産の部を見てください。どうでしょうか?建物附属設備という科目があるでしょうか。
法律の話をすれば、当然ですが、株主総会の招集通知の記載が正しいことになります。もし、万が一、自社の貸借対照表に建物附属設備という科目が記載されていた場合、いったいどういうことが起きているのでしょうか。
ぜひ、作った方に聞いてみてください。

明確な回答をしてもらうようお願いしてみてください。

 

初心貫徹

 

どこの職場にも いろいろの人が居ると思う。
男女の差は勿論だが 顔、形が違うと同じように性格も違うし、「指示されたことしかしない人」が居れば「指示されたこともしない人」も居て、 反対に「指示されなくとも 次のことを考えて 積極的に仕事を 進める人」も居る。

 昔からの言葉に「得手に帆をあげる」 「好きこそものの上手なれ」と言われるように、仕事の目的や趣旨を理解し、仕事に興味をもって熱心に進めていけば、馴れるに従って面白くなり 最初は 苦手な仕事、嫌な仕事 と思っても、その仕事に習熟するに従って、実力も身について面白くなり良い結果になると思う。

 

 

いよいよ4月 春です。

 

いよいよ4月 春です。
今年の桜の開花は例年より2週間程早いそうです。
そういえば、半年前には…マイナンバー通知がいよいよ届く、なんて話でもちきりでしたね。
当事務所でもマイナンバー説明会等開催致しました。
そのマイナンバーは、平成28年1月より雇用保険の資格取得届、資格喪失届、退職者の給与所得の源泉徴収票等で記載が必要となっています。
(本人交付用に番号は記載されませんが)

 

 

その為、源泉徴収票は今まではA4の1/4の大きさでしたが、現行はA4横型の1/2の大きさになり、様式も少し変わっています。そして、平成28年分年末調整では、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書にマイナンバーの記載欄があります。
本人だけではなく、扶養配偶者・扶養親族(お子さんなど)も記載欄があります。

 

NTTデータ研究所の、企業グループに焦点を当てマイナンバー対応への取り組み状況を調査したものでは、従業員のマイナンバー収集、関係者への周知等は、「69%が十分できている・概ね出来ている」、「31%が不十分・知らない」との回答だったそうです。
浸透するのは、まだまだ先の話…となりがちですが、新入社員や、新しいパートさんアルバイトさんが入る今4月に、入社手続きと一緒にデータ収集も行うことを是非お勧めします。


 

 

!!春が来た!!

 

"春が来た!"この言葉を聞いただけで、なんとなく心が軽くなるような気がする。春にもいろいろあるが、希望の春、季節の春、人生の春、門出の春 等々 いろいろの言い方があるが、いずれにしても先が明るく、気分的にも希望の持てる季節の表現である。
それには、職場の上司は勿論、本人も働くなら、また働いてもらうなら、気持ちを出しあって、楽しくまでとは
ゆかなくても、平常心で勤め、自分自身の健康と職場の環境が大切である。
しかし、原始人のように、裸であれば、その日その日の食だけで良いが、我々はそうはゆかない。
衣食の問題、住の問題、子供の教育、つきあい、税金、等々 生きていく限りは「苦の娑婆」といわれるだけに楽しい人生など中々難しい。だから、そのなかにあって、どうせ一生は一度だから、くよくよせずに、この春のように、大きい気持ちをもって、生きたいと思う。

 

 

 

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