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2017年1月号

 

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事務所通信

 

かけはし 2017年1月号

 

新年明けましておめでとうございます

 

 トランプ政権発足で、昨年の大統領選から株価は上昇局面にあります。東京オリンピックも3年後です。南信地域にはリニアモーターカーも通ります。ある経済紙の日本経済の見通しを見ると、「円安進行による企業収益の改善や、海外経済の持ち直しにより、輸出及び生産の緩やかな回復が予想される。」とも書かれています。

 ここまで書くと、今年の景気はバラ色のようなイメージを抱きそうですが、私たち中小企業を取り巻く環境はこれとはかけ離れており、ここ数年の状況と余り変わらず、相変わらずの厳しい状況が続くのではないかと感じます。

 しかしながら、厳しい環境に振り回されるだけでは余りにも悲しい。周りは厳しくとも、自社だけは勝ち残り、成長したいものです。そのような勝ち残り企業に必要と思われるポイントをいくつか述べたいと思います。

明確で高い目標を持っているか

 

 京セラを一代で築き上げた稲盛和夫氏は「高い目標を持つ人には大きな成功が得られ、低い目標しか持てない人にはそれなりの結果しか得られない。」と述べられています。

 リオ・オリンピックで惜敗したスポーツマンが「東京オリンピックでは絶対に金メダルを手に入れます。」と言っています。仮に銅メダルを目標としたら、金メダルは絶対に手に入らないでしょう。明確で高い目標を持てれば、それを達成できた時のイメージが湧き、大きなパワーをもたらすことでしょう。

明るく生きよう

 

 中小企業を経営し、社員を養っていくには大変な努力と苦労が必要です。厳しい状況が続くと気分的に「うつ病」にでもなりそうと感じてしまうことがあります。でも、「苦しい、厳しい、大変だ」とばかり嘆いていると、気分も段々落ち込んでしまい、更に悪いスパイラルに陥ってしまいます。

 苦しくても取引先、会社の中や社員に対しては明るく振る舞っていきたいものです。人は「明るい人や楽しい人が好きです。」「暗い人や無愛想な人のところには寄ってきません。」今年は明るくいきましょう。

経営を勉強しよう

 

努力や性格の明るさはとても大切な要件ですが、それだけでは成功を手に入れることはできません。努力のみを成功ポイントとすることは、竹やりで突撃するようなものです。やはり、経営を成功させるためのノウハウを学び、現場に生かすことが必要です。この部分では、私たちができる限りお手伝いできるようサポートしていく予定です。

一緒に頑張りましょう

 

今年一年、一緒に頑張っていきましょう。困ったことや苦しいことがあったなら是非声をかけてください。一緒に悩み、解決の方法を見つけていきたいと思います。

 

謹賀新年

 

 

幕末の志士 吉田松陰の教え

夢なき者に   理想なし

理想なき者に 計画なし

計画なき者に 実行なし

実行なき者に 成功なし

 

人生には 夢 が 必要   一回しか無い人生である
生きていくには 目的 目標 が 必要
只 呆然と生きていくだけでは 勿体ない
限りある一生を大切に  毎日毎日を 真剣に 有効に 生きよう

 

*昨年の8月、税理士会の会報「やまなみ(第151号 2016.8.31)」に、当事務所の会長 神谷勇雄 が 寄稿しました。その際の記事をお届けいたします。

自分の歩く道

 

 親の恩という言葉は一昔前の言葉で最近は聞かない言葉であるが、私にとっては重い意味がある。自慢にもならないが、私は大正13年生れだから数え年で93歳になり、体の面では税理士としての仕事や畑での野菜作りもやっており、自動車に乗らず、自転車で飛び廻っており、他人に比較しても良い方だと思っている。衣食についても好き嫌いはないし、先祖に対して良い体をくれたことに感謝し、毎朝仏壇に線香をあげている。若い時兵隊が好きで、親にだまって 軍人を志願し、22歳の時北支那で中隊長として戦線に参加し、20年4月18日の戦闘で首に負傷したが、幸いかすり傷であったので命に別状はなく、今も元気に仕事をしている。運命というのは不思議なもので、この時あと1cm傷が深ければ死んでいたし、1cm外れていれば無傷であったので、神や仏が私を守ってくれたのだと思っている。

人間の運命というものは、ちょっとした瞬間で大きく左右され、幸不幸に分かれる、全く不思議なものであると思う。

人それぞれにこの世に生を受け、千差万別のちがった道を歩んでいるが、その道もほんのちょっとしたことで大きく左右に分かれ、違った道に行ってしまうものだ。
二度と帰らない自分の道を大切に歩んで行きたいと思う。

 

 

 

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