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2018年3月号

 

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事務所通信

かけはし 2018年3月号

 

強運を呼び込む術

 

 久しぶりに年末ジャンボ宝くじを買ってみました。望みは10億円だったのですが、やはり世の中そんなに甘くはなく「ハズレ」でした。世の中には「一代で大企業を築かれた方」「サラリーマンでも企業トップになられた方」など人生の成功者がいらっしゃいます。そこまでいかなくとも「夢や幸せをかなえられる人生」を送りたいというのは万人共通の願いです。そこで、強運を呼び込むためにはどうしたらよいのか、ちょっと調べてみたので今月はそのことを書きます。強運を呼び込むためには、たとえば、

自分はツイていると信じる

 

 「自分はツイている人間なんだ」と信じていると、ツキが向こうからやってくるようです。このツイているとは、☆周りの人のお陰でここまで大きくなった、☆良い人たちに恵まれた、☆他人に与えた行為は巡りめぐって自分に返ってくる、☆失敗しても落ち込まない、などだそうです。

笑顔で毎日を過ごす

 

 人と出会った時に、相手がほほ笑んでくれると嬉しいものです。やっぱり笑顔はいいですね。性格が明るく楽しい人は多くの人に好かれます。そんな人の所に多くの人が寄ってきます。虫だって明るい所に寄ってくるのですから。

毎日の生活に幸せを感じる

 

 日々の何気ない生活の中にも、幸せを感じる人は強運体質だといいます。極寒のなかでも白いアルプスと青空のコントラストが綺麗、土手にオオイヌノフグリが咲き始めた、そんなチョッとしたことに幸せや喜びを感じる。その積み重ねが毎日の生活に幸せを感じるようになるということです。

 強運を呼び込む術はまだまだ他にもありますが、要は自分自身の気の持ち方、考え方、行動によるところがほぼ全てです。そして強運や幸せは待っていても向こうからやってくるものではなく、自分から掴みにいくものとのことです。そしてチョッとした喜びを積み重ねることによって、どんどん幸せな人生になっていくそうです。
税理士なんて因果な仕事で、「間違ってはいけない」「しかめっ面で小難しい税法の本と向き合っている」こんな毎日では強運を自ら手放しているようなものです。

笑う門には福来る

 

 強運は幸せな人の所に寄ってきます。どんなに辛いことがあっても、幸せを感じて笑っている人の所に福はやってきます。

 私自身も日々の生き方やや考え方を見直そうと思います。皆さんも強運をつかみましょう!!

 

 

思い立ったが吉日

 

 朝起きた時に、今日の予定に従って作業を進めて行くのであるが、変わった仕事や思い掛けない作業が起きて来て、朝の計画通りに事が進まない場合がある。

 事の重大さや、事の後先を考えて作業を進めて行くのであるが、中々計画通りにいかない場合があるが、思いついたら直ぐに実行しなければ段々と後回しになってしまう。

 直ぐに実行することが大切である。

 そうで無いと、段々と後回しになってしまう。

 ちょっとした説明不足が・・・・・・・・・。

 仕事をして行く場合、相手にもう一言言っておけば良かった。

そうすれば仕事がうまく行った。間違いが無かった。と、思うことがある。

もう少し詳しく言っておけば良かった。と、思うこともある。

だから自分の気持ちを考え、相手にわかり易く、理解し易く説明する必要がある。

誰にも聞き間違い、勘違いはあるから、相手の身になって、説明することは大切である。

 

 

【参考】

日日是好日(にちにち これ こうにち) − もう二度と来ることはない、かけがえのない今日である −

『碧巌録(へきがんろく)』は中国宋代に編纂された禅書である。『無門関』や『臨済録』と共に日本でよく読まれた禅籍の一つである。百則の禅の公案(問題)を取り上げ、それに雪竇(せっちょう)禅師が「頌(しょう)」という漢詩をつけて、さらに圜悟(えんご)禅師が各則に「垂示(すいじ)」をつけ、それぞれの禅悟に「著語」という独自の見解を述べた言葉を添え、「評唱(ひょうしょう)」という解説を付した大部の書物である。
『碧巌録』には、今日でもよく知らせた禅語がたくさんちりばめられてる。雲門禅師の「日日是れ好日」なども『碧巌録』の第六則に取り上げられている。

 雲門禅師がある日、修行僧たちに問うた。「十五日以前の事はしばらくおくとして、十五日以後、どのような心境で送るのか、一句を持ってこい」というのだ。その日がちょうど十五日だったのかもしれない。要するに、もう過ぎた日のことは問うまい、これからの一日一日をどう過ごすつもりであるかを問うたのだ。残念ながら修行僧達に答えられる者はいなくて、雲門禅師は自ら「日日是れ好日」と答えられた。

 この一言は、今日でも茶席などでもよく用いられて、人口に膾炙(かいしゃ)した禅語の一つになっている。どの日もどの日も、よい日であるといっても、よい日とは決して自分にとって都合のよい日という意味ではない。もう二度と来ることはない、かけがえのない一日である。

 森信三先生は「人生二度なし」の一言を主唱せられ、「これの世の再びなしということを 命に透り知る人すくな」と詠われた。今日という一日もまた再びないものである。誰もが理論としては分かっているであろうが、「命に透り」知っている人は稀であろう。

 その「日日是れ好日」という雲門禅師の言葉に、圜悟禅師は「誰が家にか明月清風無からん」という一語を著けられた。「どの家にも明月清風があるものだ」という意味である。またさらに「海神貴きを知って価を知らず」という語も添えられている。「海の神さまは珊瑚の貴重なことを知っていてもその真の価まではご存じない」という意味だ。

 どんな家にあろうとも、たとえどんな目に遭っていようとも、明月は眺められるし、清風を全身で感じることはできる。そんな素晴らしい世界の中にありながら、その本当の貴さに気がついている人は稀であるという。

 人は、ほんの少しばかり自分の思うに任せぬことがあれば、それだけですべてが嫌になったりしてしまう。落ち込んだりもする。しかしそんな時でも、夜空には明月が輝き、外には清風が吹き渡っている。

『人生を照らす禅の言葉』  著者 横田南嶺 発行所 致知出版社 平成28年9月1日 第一刷発行 より

 

 

税務通信 確定申告特集2 収入と所得

 

 

いま、この原稿を書いているのは2月の下旬、つまり確定申告の真最中です。

確定申告や、年末調整の際によく出てくる言葉、それは 所得金額 です。

この所得金額 と 収入金額 には、きちんとした違いがありますが、一般の方には あまり馴染みがありません。
収入金額とは、給料や年金などの総額、つまり税金や社会保険料が引かれる前の金額になります。

それに対し、所得金額は、収入金額から一定の金額を引いた金額になります。

 お給料の源泉徴収票を見てもらうと、「支払金額」という欄の右側に「給与所得控除後の金額」という欄があります。「支払金額」より少ない金額が記載されていますが、この金額が、収入金額から控除額を控除した後の「所得金額」になるわけです。一方、年金の源泉徴収票には所得金額は載っていません。

年金の場合には、年齢によって控除する金額が異なります。65歳未満の方の収入から最低70万円を控除した金額が、65歳以上の方は、最低120万円を控除した金額が所得金額となります。

年末調整のときに、扶養の方の所得金額を書く機会が有る方は、ご注意頂ければと思います。

 

 

経営支援通信 二宮金次郎に学ぶ「人と組織の育て方」〜夢の持てる組織作り〜

 

 今月号は、会長 神谷勇雄より、みなさんへ「二宮金次郎」についてお伝えしたいということで、「宮田村商工会」さんよりいただきました『二宮金次郎に学ぶ「人と組織の育て方」〜夢の持てる組織作り〜(発行:潟uレーン 著者:パートナーコンサルタンツ代表 山岡正義)』より お届けいたします。

一部省略させていただいた部分がありますが、ご了承ください。

経営支援部 浦野 正樹

はじめに

 

経営者の皆さん、二宮金次郎をご存知ですか?

60歳以上の方なら、おそらく小学校の校庭にあった薪を背負いながら本を読んでいる少年金次郎の銅像を覚えておられるでしょう。親孝行で勉強好きな働き者として子供たちのお手本とされました。戦前に教育を受けられた方なら、修身の教科書に載り、小学唱歌としても歌われていたことをご存じのはずです。

第1章 なぜ今、二宮金次郎なのか

 

 二宮金次郎は今から230年前の江戸時代末期、小田原藩の栢山(ひやま)の農家に生まれました。その頃はまだ天明の大飢饉の余波が続いており、その後発生した河川の氾濫により、金次郎は両親を早々に亡くして兄弟が離散すると言う目にもあいましたが、多くの苦難を乗り越えて幕臣として登用されるまでになりました。

 この頃の日本は幕藩体制にほころびが生じ、各地で飢饉が発生し、農村は全国的に疲弊していましたが、金次郎はそのような農村を救済するため、強い信念と理想を掲げ、道徳と経済を両立させながら、役人、農民等と一体になって高い水準の改革運動を展開し、600村以上の救済復興に多大な成果を収めていったのです。
このような背景の中、多くの改革の成果を上げていった金次郎の「教え」や「行動」から学ぶものは多大です。より良い組織づくり、地域づくりに必ず生きることと思います。

 

「千里の道も一歩から、荒野の開墾も一鍬から」

第2章 金次郎の教え

 

 金次郎の教えの前提としていくつかあります。

 一つ目は、朝早くから起きてまめまめしく働くこと。この勤勉さが第一であり、金次郎はこれを「我が身に徳を積む」と捉えていました。怠けることが少しでもできればその方が得だと思っていたら大間違えで、徳を積めば天から恵みのあることを経験的に金次郎は知っていました。

 二つ目は倫理感。金次郎は農民に対して決して嘘をつかず、奪うことはしませんでした。そして単に与えることもせず、自らが汗して得る方法を考えさせ実践させました。それは金次郎自身が歩んできた道でもありました。

 

@至誠(しせい)  A勤労(きんろう)  B分度(ぶんど)  C推譲(すいじょう)

D積小為大(せきしょういだい)  E天道と人道(てんどうとじんどう)

F道徳経済一元論(どうとくけいざいいちげんろん)  G一円融合(いちえんゆうごう)

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