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2022年12月号

 

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事務所通信

かけはし 2022年12月号

一年を振り返って 〜令和4年の終わりは、混迷の時代の始まり〜

 

  令和4年は寅年でした。ある運勢占いによると、

「2022年の寅年の運勢は波乱万丈な年となります。良いときは天にも昇るくらいの運気ですが、悪くなると絶望的になり吉兆が両極端です。八方ふさがりを感じやすい年になります。」 と書かれていました。

まさしく、今年を象徴する状況を予測していたなと感じます。

ウクライナに始まり、円安が我々を直撃

 

 ウクライナ進行が始まったのが2月24日です。まだ、凍てつく冬の真っただ中です。この現代において、他国をこれほどまでに侵攻するなど誰が信じたでしょうか。

 「そんなことあるはずがない!!」ことが現実に起こったのです。

 円安も同様です。正月には115円程度だったドルも、年間通じて下落を続け、11月末時点では138円にまで下落しました。信じられない数値です。円安によりエネルギーや食料品などが値上がりし、我々の生活を直撃しています。

 しかし、賃金は従来のままです。余りの円安により日本人が海外へ出稼ぎという、今まででは考えられないようなことが起こっています。

2023年はさらに混迷の度合いを増す?

 

 2023年にウクライナ侵攻は終結するのでしょうか?円安はどこまで行くのでしょうか?評論家は様々な憶測を述べていますが、それは各人バラバラです。

 更なる円安の意見もあれば、一転、急激な円高への方向転換などいろいろです。まさに「正解は神のみぞ知る」といった感じです。

 さらに日銀総裁の任期が4月に来ます。金融緩和が次期総裁の下でどうなるかも不透明な状況です。

 2023年は五里霧中の混迷の時代を手探りで進むような感じです。

身を守る手立ても考えておこう

 

 中小企業を取り巻くリスクについても準備を考えておきましょう。

 現在、私が最も恐れているのが、「コロナ融資資金の返済開始と金利引き上げ」です。もし、そうなればジャブジャブ融資で何とか生き残りを図ってきた企業に対して、市場からの退却を命じられるかもしれないのです。 それは当然、関連企業や日本の景気にも影響します。

 これらのことがスパイラル的に起これば、日本経済はどうなるのか、恐ろしささえ感じます。世界経済が不況に陥らず、軟着陸を目指しながら、回復への光明が見えるようになることを祈るばかりです。

 

社長 神谷正紀

人には笑顔で!!

 

今年一年ご苦労様でした元気に 新しい年を迎えましょう

 

 私は職業柄、大勢の方に接する機会がありますが、少なくとも100人のうち98人は、必ずと言って良い位に (その人が口に出す・出さないは別として) 心配事や悲しみ、苦しみを抱えているように思います。

 最近のように世知辛い世の中にあって、感情の動物と言われる人間である以上、いつもニコニコしていることは難しく、喜怒哀楽が顔や態度に出てしまうのは当然かもしれません。

  誰だって、毎日を平和に穏やかな気持ちで暮らしたいと思っているでしょう。けれど、どうしても困ったことや心配事、面白くないことがあると態度に出たり顔に出たりします。

 だから昔からの諺『目は口ほどに物を言う』の通り、キツイ顔になってしまい、ニコニコしたくてもそれが出来ないのが普通です。

 人の笑顔とは顔の形ではなく、その時の環境や感情が目や口に出てしまうのです。そうすると、直ぐに他人にも不快な気持を与えてしまいます。

そのことをリンカーンは、『人間は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て』と言ったそうです。

世の中の人はすべて毎日を平和で穏やかに暮らしたいと希(こいねが)っています。

 自分の不機嫌な気分のせいで相手に対して不愉快な気分を与えてしまうことは、決して良いことではありません。

  そこで、自分の気持ちやその時の心は心として、大きな気持ちを持って、少なくとも人に接する場合には明るい笑顔で接したいと思います。

 それによって他人も良い気分になり、お互いに良い付き合いが出来ると思います。

 

会長 神谷勇雄

事業承継を見える化する会のご案内

 

人生100年時代といわれる現在、経営者にとって60歳はまだ若く現役バリバリの方がほとんどです。

ただ事業承継の準備を始める1つの目安であるといわれます。

トップの交代の約6割が60歳代までに行われます。円滑な事業承継には一般的に5年から10年かかるといわれますので、早めに準備はしておく必要があります。

経営者にとって最大のレガシィは会社を紡ぐことです。

社員の雇用とその家族の生活を守り続け会社の持続可能性を高める事業承継計画は、万一があっても会社を継続させることができる究極のBCP(事業継続計画)対策にもなります。

 

事業承継計画で以下のこと等を見える化しましょう

カリキュラム例

 

13:00〜 事業承継の方向性の再確認
13:30〜 株主構成と自社株評価について
14:00〜 借入金と経営者保証について
14:30〜 現社長の退職金の試算と退職金の原資についての確認
15:00〜 現社長の年金の試算と健康保険、介護保険の公的制度について
15:30〜 保有不動産の把握と基本的な評価の方法とは
16:00〜 相続税の各種控除と、基礎控除額の試算
16:30〜 生前贈与の特例、遺言書の作成、保管方法

 

※個別のオーダーメイド対応となる為、日程は調整の上決めさせて頂きます

 

【半日コース料金】(税込) 88,000円 +延長11,000/1時間

【開催場所】税理士法人さくら中央会計

ご提案

 

 税理士法人さくら中央会計では、現社長様と後継者候補様に同席して頂き、半日くらいで一緒に事業承継計画表を作ることをサポートし、大切なことを見える化する企画を設けています。

 我々第3者が入ることで冷静に、社員の前では普段話せない会社の大事なことに向き合って頂き、現社長様の集大成と後継者候補様の華々しい門出の青写真を描くことをサポートさせて頂きます。

 

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